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【ジョジョ ネタバレあらすじ・感想】第1部「ファントムブラッド」

ジョジョの奇妙な冒険 第1部「ファントムブラッド」漫画ネタバレあらすじ

連載期間:1987年1・2号 - 46号

話数  :全44話(単行本 全5巻(1 - 5巻)、文庫版 全3巻(1 - 3巻))

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メキシコから発掘された謎の「石仮面」。被った者に永遠の命と真の支配者の力をもたらすというこの石仮面は1868年のイギリスで貴族のジョースター卿の馬車の中にあった。

馬車が崖から転落して瀕死のジョースター卿を救った(実は盗みを働こうとした)卑しい男ブランドーは、死の間際に息子のディオに、自分が死んだらジョースター卿の世話になるよう遺言を残す。

ジョースター卿の息子ジョナサン・ジョースタージョジョ)は、「本当の紳士」を目指している少年。近所のいじめっ子にからかわれていた少女エリナを助けようとしてボコボコにされる。

そこにディオが登場。養子としてジョースター家で生活することになったという。ジョナサンは愛犬のダニーをディオに紹介するが、ディオはダニーを蹴り飛ばす。彼はジョナサンを追い詰め、ジョースター家の財産を乗っ取るつもりなのだ!

「なっ!何をするんだァーーーッ ゆるさんッ!」

 

ジョースター家にディオが現れて以来、ディオはジョナサンにあらゆる嫌がらせをする。友人たちも離れていき孤独なジョナサンにとって、ダニーと恋人のエリナだけが心の拠り所だった。

面白くないディオは、突然エリナの唇を奪う!

「さすがディオ!俺たちにできないことを平然とやってのける そこにシビれる!あこがれるゥ!」

それが原因でジョナサンとディオは殴り合いの喧嘩をする。ジョナサンへの報復にディオはジョナサンの愛犬ダニーを焼き殺す。

 

少年時代から7年が経ち1888年。ムキムキマッチョマンに成長したジョナサンとディオ。2人は表向き仲良くしていたがお互い友情は感じていない。

ある日書斎で石仮面を調べていたジョナサンは、偶然ディオの父ダリオ・ブランドーが死の間際に書き残した手紙を発見し、ディオがダリオを病死に見せかけて殺害し、ジョースター卿の命をも狙っていることを悟る。ジョナサンはジョースター家を守ることを誓い、毒薬の解毒剤を求めてロンドンへ旅立つ。

 

ディオは今度は石仮面を利用してジョナサンを始末しようとする。ジョナサンはロンドンの貧民街「オウガーストリート」に到着。そこでスピードワゴンに出会う。

ディオは酒に溺れながら街をうろつき、そこで絡まれた浮浪者に石仮面をかぶせ血を浴びせる。浮浪者は吸血鬼へと変貌しディオは危うく殺されかけるが、昇ってきた太陽の光に焼かれ吸血鬼はゾボゾボという効果音とともに消え去る。

 

ジョナサンは解毒剤を入手し、スピードワゴンとともにジョースター邸へ帰還。ジョースター卿殺害未遂の証拠を掴まれたディオはついに追い詰められるが、石仮面をかぶり「人間をやめる」決断をする。ディオに刺されそうになったジョナサンをかばい、ジョースター卿、死亡。

 

警察に射殺されたはずのディオは、吸血鬼として復活する。ジョナサンは育った家も自分の命すらも燃やし尽くす覚悟でディオと決着をつけようとする。ディオの体をジョースター家の守護神「慈愛の女神像」に突き刺したまま焼き殺し、ジョナサン自身はかろうじて焼け落ちるジョースター邸の窓から脱出する。

 

病院に担ぎ込まれたジョナサンは、7年ぶりにエリナと再会する。ジョナサンが運び込まれたのはエリナの父親の病院だったのだ。

一方、焼け崩れたジョースター邸で、ディオがまだ生きていることが判明する。

 

ディオはロンドンで殺人鬼「切り裂きジャック」を下僕にする。

一方、ジョナサンは波紋という不思議なエネルギーを操る男ツェペリと出会う。石仮面を破壊するために「仙道」を体得したというツェペリは、ジョナサンに波紋の才能を見出し、2人は波紋の修行を始める。

ツェペリが石仮面を探す理由…アステカで遺跡で発掘された石仮面は、ツェペリが偶然見つけたものだったのだ。石仮面を被り吸血鬼と化したツェペリの父親は58名の仲間を殺し、自身も太陽に焼かれて死んだ。

その頃ディオは、たくさんの人間の血を吸って力を取り戻し、ウィンドナイツ・ロットという街に潜んでいた。ジョナサン、ツェペリ、スピードワゴンもそこへ向かうが、ゾンビと化した切り裂きジャックに行く手を阻まれる。

「勇気」とは「怖さ」を知ることッ!「恐怖」を我が物とすることじゃあッ!

ツェペリは数々の名言を残しながら、手にしたワインを1滴もこぼすことなく切り裂きジャックを追い詰める!

 

ジョナサンは、ついに身につけた「波紋疾走」で切り裂きジャックを倒す!そしてジョナサンたち3人は、スリの少年ポコと出会う。しかしポコは催眠術をかけられていた。ジョナサンたちはDIOにおびき寄せられたのだ!多数のゾンビを倒しながらDIOの元を目指すジョナサンとツェペリ。

 

ジョナサンとツェペリは協力して2人分の波紋をDIOに流し込もうとするが、血液を凍らせる力で逆に追い詰められる。DIOはタルカス、ブラフォードという伝説の騎士をゾンビとして復活させ、ジョナサンたちを始末させようとする。

意外!それは髪の毛ッ! 

髪の毛を自在に操るブラフォードに、ジョナサンは水中へと追い詰められる。呼吸ができなければ波紋エネルギーは使えない。しかしジョナサンは、水面へ出るのではなく逆に湖底へ潜った。地盤沈下で水没した岩の隙間に溜まった空気から呼吸を得て、ジョナサンはブラフォードに波紋疾走を打ち込む。

ジョナサンが打ち込んだ波紋疾走はブラフォードに高潔な人間としての魂を甦らせた!ブラフォードはジョナサンにLUCKとPLUCK(幸運と勇気)の剣を託し、消滅する。

 

ツェペリの若い頃の回想。彼はチベットのトンペティという僧侶に弟子入りし、波紋の修行をした。トンペティはツェペリに、修行をすれば運命が大きく変わり、「死」への宿命を背負うことになると予言していた。

 

ジョナサンは様々な仕掛けが施された殺人修練場でタルカスとチェーン・デスマッチ対決をする。鎖の付いた首輪を装着し、首輪を外すには、相手の首を飛ばして首輪の中から鍵を入手しなければならない!

ツェペリ、スピードワゴンが助けに入るためには窓から侵入して部屋の鍵を内側から開けるしかないが、窓は小さすぎて子供かネコくらいしか通れそうにない。そこでポコは、自分の町と姉を守るため、覚悟を決めて窓から侵入する。

ねーちゃん!あしたっていまさッ!

 そしてツェペリは師匠トンペティの予言を思い出し、自分の「死の運命」を受け入れようとしていた。タルカスのパワーは凄まじく、ジョナサンは首の骨を折られ、ツェペリは体を真っ二つに切断される。しかしツェペリは最期に、自らの生命エネルギーを全てジョナサンに捧げ、究極奥義「深仙脈波紋疾走」を託す。

ツェペリの力を受け取ったジョナサンは段違いのパワーと治癒力を身につけ、ついにタルカスを打ち倒す。ツェペリは「自分の運命に満足している」と言い残し、ジョナサンの腕の中で息を引き取る。

 

ジョナサンたちは、ツェペリの師トンペティと弟子のダイアー、ストレイツォに出会う。その頃ポコの町はゾンビたちに襲われ、ポコの姉はDIOに囚われていた。ポコの姉がゾンビの餌食となりかけたその時、ジョナサンたちがDIOの館へたどり着いた。

ダイアーはDIOに戦いを挑むが、気化冷凍法によって凍らされ、粉々にされてしまう。

 

ジョナサンとDIOの一騎打ち。気化冷凍法で攻撃してくるDIOに対し、ジョナサンは手袋に火をつけたままDIOの体を殴り抜き、太陽の波紋を流し込む!

DIOは崖下へと落ちていく。全ては終わった。世界は救われたのだ。ジョナサンは涙を流し、気を失う。

その後、ジョナサン、スピードワゴン、トンペティ、ストレイツォは崖下に落ちたDIOの服を焼き捨て、スピードワゴンは全ての元凶となった石仮面をハンマーで粉々に砕いた。

 

翌年、ジョナサンとエリナは結婚し、2人はハネムーンのため船でアメリカへと旅立つ。

ジョナサンとエリナはまさに幸せの絶頂にいた。今日が永遠に続くことを祈りながら船上での時間を楽しんでいたが、ジョナサンはかつてDIOの手下となった東洋人のゾンビ・ワンチェンが乗船していることに気づく。

DIOは首だけで生きていた。崖から落下しながらも、波紋が頭まで達する前に自らの首を切り落としていた。そしてジョナサンの肉体を手に入れるため、船に乗り込んでいたのだ!

DIOに首を撃ち抜かれ瀕死のジョナサンは、エリナを守るため、最後の波紋を全て放出する。ワンチェンを操り、DIOもろとも船を爆破させるつもりなのだ。エリナは、「あなたとともに死にます」とジョナサンに告げ、2人はキスを交わす。

ジョナサンはエリナを逃がし、襲いかかったDIOの首を腕の中に抱えたまま船の上で命を落とす。船はその直後に爆発。エリナは海を漂流し、2日後に救助される。

そして 石仮面の伝説は 

ここに ひとまず 幕を降ろします

しかし! それはまた新たな冒険の時代の

始まりでもあったのです… 

感想

1987年に連載が開始された、「ジョジョの奇妙な冒険」第1部。リアルタイムでは6部から入った私にとっては、生まれる前に描かれた作品。

絵とかストーリーとか劇画チックで読みづらいんじゃないかしら…と思っていましたが、全然そんなことはありませんでした。

確かに目の描き方とか体型とかは昔っぽいし、後半部とは全然絵柄が違うけど、世界観はこの全ての始まりである第1部から後半部まで全然変わってないですね。

「ドッギャァーン」というまさにジョジョ!な描き文字から始まります。しょっぱなから特徴的な名台詞も畳み掛ける!

後半部の、味方キャラでも実はクズっぽいところがあったり、悪そうに見える敵キャラにも実は背景や美学があって…という展開に比べると、第1部は割とハッキリした正義vs悪のストーリーですね。ジョナサンもジョナサン父も、ディオ・ディオ父にどれだけやられても紳士の心を失わない人です。

重要キャラや主人公でさえも死んでしまう展開は、読んでいてすごく鬱な気持ちにはなるのですが…運命を受け入れる覚悟をして精一杯命を燃やし、必ず次の世代へと魂を繋いでいく展開は、ジョジョの大きな魅力だと思います。

展開が早くストーリーが割と1本道で、能力もスタンドのように複雑なものではないので、よく言えばさくっと読めるし、悪く言えば他の部のようなハラハラや引き込まれる感じには欠けます。でも、やはりこの1部がジョジョの全ての基礎を作っているので、1部を読まずして他の部を堪能することは不可能でしょう。

とっつきやすい3、4、5部あたりから読んでももちろん大丈夫ですが、1部から通して読むことでさらに作品への愛が深まると思います。

ジョジョの奇妙な冒険」第1部 ファントムブラッド、ぜひぜひお手にとってみてください!

 

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