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「ジョジョの奇妙な冒険」海外の反応まとめ、情報発信ブログ。

漫画×英語で定着率UP!『ジョジョの奇妙な冒険』で英語をもっと学ぶッ!!をご紹介ッッ!!(口コミ・感想)

今回は、「『ジョジョの奇妙な冒険』で英語をもっと学ぶッ!!」をご紹介します。

英語を学ぶには「自分の興味のある素材」を使って大量のインプットをすることがとても効果的。

興味のない素材で学習するよりも定着率がはるかに高くなります。

この「『ジョジョの奇妙な冒険』で英語をもっと学ぶッ!!」は、重度のジョジョ好き×英語好きである私得すぎる教材…!

英語がそんなに得意ではない方でも、ジョジョ好きの方なら面白い読みもの感覚で読んでいただけると思うので、とってもおすすめです。

このシリーズは1〜4部を題材にした『ジョジョの奇妙な冒険』で英語を学ぶッ!と、5〜7部を題材にした『ジョジョの奇妙な冒険』で英語をもっと学ぶッ! !の2冊が発売されています。

今回の記事では、2冊目の方をご紹介します。

※前半は中学・高校の英語の教科書のように見開きの左ページに日本語、右ページに英文というように対応しているので、紙版の書籍をお選びいただくのがおすすめです。

 

それでは、本の内容をご紹介していきます♪

この本は4章立てで構成されています。

第1章:名シーンを題材とした文法解説

第1章では、5部〜7部の22の名シーンを題材にして英語を学んでいきます。

1シーンが見開き2ページで、左ページに日本語のセリフ、右ページに英文と語注(単語や熟語の説明)、ページの下部に文法解説という、学校の教科書のような構成になっています。

漫画×英語という気軽さから、割とライトめな内容かと思いきや、重要な文法事項がわかりやすく網羅されています!

使われているシーンと文法事項を一部ご紹介しますね。

第5部「黄金の風」より

ジョルノvsブチャラティ「あなた…『覚悟してきてる人』ですよね」のシーン:形容詞と過去分詞

プロシュート&ペッシ「『ぶっ殺した』なら使ってもいいッ!」のシーン:未来形と過去形

ナランチャが泳いでボートを追っかけてくるシーン:仮定法過去

 

第6部「ストーンオーシャン」より

徐倫と承太郎「お前のことは…いつだって大切に思っていた」のシーン:代名詞と関係代名詞

アナスイ「祝福しろ」のシーン:「結婚の誓い」の表現(笑)

F・F「さよなら…徐倫」のシーン:疑問文

 

第7部「スティール・ボール・ラン」より

ジョニィ&ジャイロ 雪の中の乾杯シーン:英語で「乾杯」の表現

リンゴォ「ようこそ…『男の世界』へ」のシーン:ビジネス英語

ヴァレンタイン大統領 ナプキンの法則について語るシーン:関係代名詞 what

 

名台詞満載のシーンが、マーティ・フリードマンさんの翻訳で素晴らしく格好良く訳されています。

文法解説では、日常ですぐに使える参考例文も、ジョジョに関連する参考例文もバランスよく収録されています。

文法解説の言い回しにさえもジョジョみを感じます。笑

英語の挨拶の話では、「What's up?(最近どう?」と聞かれたら『オウム返しで「What's up?」と質問を質問で返すもアリだッ!』とか書いてあります。編集の方の原作愛を感じますね。

 

第2章:感情表現を学ぶ

第2章以降は文法解説はなく、シーンはバラバラで1つのセリフのコマの抜粋、日本語・英訳がセットで掲載されています。

第2章はセリフを「怒り」「恐れ」「楽しい」「悲しみ」「決意」「友情」「苦悩」「愛情」のカテゴリーに分けて10個くらいずつ紹介されています。

5部の涙目のルカさんの「3つのU」の話とか、こんなん英訳できるの!?というようなセリフがうま〜く英語仕様で翻訳されていて感心しました。メインキャラから脇役まで満遍なくセリフがピックアップされています。

 

第3章:決めゼリフで英語を学ぶ

第3章では、主人公サイドのキャラクターを1人につき1〜2ページ程度で名台詞をまとめています。形式は第2章と同じくシーンはバラバラで1つのセリフのコマの抜粋、日本語・英訳です。

名台詞を読んでいるだけでも、原作を読んでいる時の感動が蘇ります。

ジョジョのセリフは日本語でも特徴的すぎるのですが、各キャラの性格も加味して本当にうまく英訳されているな〜と思います。

 

第4章:敵のセリフで英語を学ぶ

ジョジョといえば、ボスキャラ及び敵キャラにも哲学があり名台詞だらけなのが特徴ですよね!第4章では形式は2・3章と同じで、敵キャラの名台詞をまとめています。

7部の初期の敵(ミセス・ロビンスンとかブンブーンとかポークパイハット小僧とか)あ〜こんな奴いたな〜というキャラまで、こんなに特徴のあるセリフを言っていたとは…という感じでした。笑

第3章の味方キャラでまとめられているブチャラティも、敵として登場した時期のセリフ(「この味は…嘘をついてる味だぜ…」とか)はこちらの章に収録されているのもこだわりを感じます。

 

コラム

章と章の間にはコラムも掲載されています。

5部の康一くんのイタリア旅行を題材に、海外旅行の時の両替やタクシー、食事の時の注意点がまとめられていたり、5部に何度も登場する「覚悟」という言葉は仏教用語なので英語には該当する言葉がないがどうやって英訳するべきか、などなど読んでいて興味深い話題が満載です。

 

お気に入りのセリフを3つご紹介!

お気に入りのセリフは数えられないほどあるのですが、厳選して3つだけご紹介します!

 A 'resolution' is to carve out a path in the dark wilderness!

「覚悟」とは!! 暗闇の荒野に!! 進むべき道を切り開く事だッ!

 

(引用:『ジョジョの奇妙な冒険』で英語をもっと学ぶッ! ! p.74)

ホワイト・アルバム戦でのジョルノの有名なセリフです。

carveは「刻む・彫刻する」という意味の単語です。carve outでcarve out a new future(新たな未来を切り開く)やcarve out a small amount of time(わずかな時間を作り出す)など、努力して何かを達成するという意味合いになります。

◯◯(名詞) is to 〜「◯◯とは〜することだ」は日常生活でも頻出の表現ですね。

 

I see a light of hope in your philosophy. It's definitely not driven by darkness... Even if there's only one road to choose from, it will work out if there is a glimmer of hope.

あなたの考えには希望がある 暗闇なんかじゃあない… 

道が一つしかなくても それにかすかでも考えがあるなら それはきっとうまくいく道

 

(引用:『ジョジョの奇妙な冒険』で英語をもっと学ぶッ! ! p.85)

6部終盤で徐倫アナスイに言う感動的なセリフです。

暗闇(darkness)と対比させ、"I see a light of hope" (希望の光が見える)となっていますね。最後の"glimmer of hope"のglimmerは「チラチラ明滅する光」「わずかな兆し」を意味します。

 

I've always thought about taking the short cut during this Steel Ball Run race, but I was wrong. "The detour was the best shortcut.""The short cut was to choose the long way round."

オレはこのSBRレースでいつも最短の近道を試みたが「一番の近道は遠回りだった」「遠回りこそが俺の最短の道だった」

 

(引用:『ジョジョの奇妙な冒険』で英語をもっと学ぶッ! ! p.98)

大統領戦でのジャイロのセリフ。日常生活でもよく自分に言い聞かせてるくらい好きなセリフです。"but I was wrong"は「俺が間違っていた」という意味合いです。

"The short cut was to choose the long way round."(最短の道は、回り道を選ぶことだった)には、上のジョルノのセリフにも使われている「◯◯ is to 〜」「◯◯とは〜することだ」がまた使われていますね。

 

まとめ

他にも紹介したいセリフはたくさんあるのですが、ネタバレになってしまうので…もっと知りたい方はぜひ「『ジョジョの奇妙な冒険』で英語をもっと学ぶッ! !」を手に取ってみてください。

全127ページのボリュームで、約300のセリフが紹介されています!!

原作を振り返りながら楽しく読むもよし、キャラになりきって音読するもよし。

ジョジョ好きな方なら英語が苦手な人でも入りやすく、何より普通の英語教材よりも表現がすーっと脳に染み込んできます。

最近はこのような漫画で英語を学ぶ学習本や、漫画のバイリンガル版(日本語と英語の2カ国語版)が出版されているので、ぜひお好きな漫画で英語を学んでみてください。

漫画の台詞を題材としているのですぐに会話に使える文法・表現もたくさん覚えることができます。時々、こんな物騒な言葉日常生活で使わんわ!(特に5部)というものもありますが。笑

とってもオススメです!